丈夫なお家にする為に

「地震・雷・火事・親父」と昔は言ったものですが、今では「地震・雷・火事・白蟻・振り込め詐欺・etc・・・」
親父の威厳はどこにいったのやら・・・

先日、福島県沖を震源地とする地震がありましたが、最上町は震度3。
去年は宮城県を震源地とする地震がありまして、その時は震度5強(だったかな?)

親父の威厳はさておいて、やっぱり「グラッ」っと揺れると怖いですね

「車を運転する時は、シートベルトをしなさいよ」とか「バイクに乗る時はヘルメットをかぶりなさいよ」というのは「道路交通法」で決められている事ですが、建物を建てる時にも「建築基準法」という法律がありまして、この法律に基づいて設計したり施工したりするわけなんですね。

地震や台風などの強風等、建物を揺らすような強い力を「外力(がいりょく)」といいますが、それに抵抗する為に「筋かい」と呼ばれる部材を設置します。筋かいが入った壁を「耐力壁」などといいます。
最近では筋かいを施工せずに、構造用合板を用いた施工法が一般的なようです。

どのくらい筋かい(耐力壁)が必要かと言いますと、建物の面積・壁の面積・屋根が重いか軽いか・建物の階数など、様々な条件により変ってきます。

そんな事が詳しく書かれているのがこの法令集
法令集 001

この法令集とにらめっこしながら、「最低限度必要な体力壁の量」を計算し、安全な建物になるように設計します。

例えば計算結果で、9.1m以上の耐力壁が必要だとします。
厚さが1.5cmで幅が9㎝の筋かいの壁倍率は「1.0」
壁倍率「1.0」の筋かいで施工する場合は、耐力壁は9.1m以上必要だという事になります。
厚さが4.5cmで幅が9㎝の筋かいの壁倍率は「2.0」
壁倍率「2.0」の筋かいで施工する場合は、耐力壁は4.55m以上必要だという事になります。

平成12年4月1日に施行された「品確法」(正式名称は「住宅の品質確保の促進等に関する法律」)という法律がありまして、品質の良い住宅を安心して取得できるようにするためにつくられたものです。

そして品確法に基づく制度が「住宅性能評価制度」

なんと、10分野で32項目があります。項目まで紹介すると長くなりますので、とりあえず10の分野だけ紹介しますね。

1.地震などに対する強さ(構造の安定)
2.火災に対する安全性(火災時の安全)
3.柱や土台などの耐久性(劣化の軽減)
4.配管の清掃や補修のしやすさ、更新対策(維持管理・更新への配慮)
5.省エネルギー対策(温熱環境)
6.シックハウス対策・換気(空気環境)
7.窓の面積(光・視環境)
8.遮音対策(音環境)
9.高齢者や障害者への配慮(高齢者等への配慮)
10.防犯対策

地震などに対する強さ(構造の安定)の最高等級は3。
これは、建築基準法の1.5倍の耐力壁の量なんですね。
構造用合板(厚さ9.0㎜)の壁倍率が2.5。いくら耐力壁を増やしてもなかなか厳しい・・・。

という訳で、今回採用したのがこちらの「タイガーグラスロック
床勝ち(先に床板を施工する方法)仕様なので壁倍率は「2.6」
タイガーグラスロック

これのおかげで、ぬくぬくハウスの等級は最高ランクの3。これでバッチリ安心です

・・・でもやっぱり地震は怖いです
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気密測定

現場の作業が楽しすぎて・・・更新するのが遅くなりました

断熱施工編で「最上町は次世代省エネルギー基準のⅡ地域」という事で、熱損失係数(Q値)は1.9という数字を書きましたが、相当隙間面積(C値)についても、C値2.0c㎡/㎡と数字で明確にされています。
(なんのこっちゃ

早い話が、お家の気密性(隙間の量)がどれくらいあるのという事で、お家の隙間の面積(c㎡)を述べ床面積(㎡)で割った数字です。

ぬくぬくハウスは述べ床面積がちょうど40坪。40坪のお家で基準値の2.0c㎡/㎡の隙間ってどのくらいかと申しますとハガキ2枚分。
1.0c㎡/㎡だと、ハガキ1枚分。0.5c㎡/㎡だとハガキ半分の大きさ。これでなんとなくニュアンスがつかめたてしょうか

こちらは、ぬくぬくハウスの気密測定の状況。
さて、気密施工の成果は?

窓に設置している送風機でお家の中と外の圧力差を作り、5点以上の圧力差と流量を測定して、グラフを作成し、そのグラフをもとに総相当隙間面積を算出します。
試験結果は「0.28c㎡/㎡」
後でから見えなくなる大切な部分。
断熱材を効かせつつ、計画換気経路を明確にする為の気密施工がちゃんと出来ていた。という事で一安心

ぬくぬくハウスの様子

今日の最上は小雪がちらつき寒かった・・・と思う。
(だって、私は断熱・気密工事の終わった建物の中にいたんだもん

さて、そんな悪天候の中、今日も色々作業が進行しています。

こちらは、庇の化粧梁を塗装している写真です。
(塗装している彼は、最上構房のイケメンY君です)
この時は天気よかったんだよなぁ・・・


そしてこちらは、延焼のおそれのある部分に施工した防火板です。
この時もまだ天気よかったんだよなぁ・・・


もう少しで外壁貼りが始まります。きっともの凄く素敵になるな・・・

今からとても楽しみです明日も安全第一で頑張ります

色々やってます。(気密施工編)

今日もまた、建ててからでは見えないところのご紹介。 高断熱には欠かせない「気密工事」編。

何故、気密工事が必要なんでしょうか

お家の中で発生する「水蒸気」 
例えば、そのお家に住む人の呼吸であったり、お風呂やシャワーでも水蒸気が発生しますね。それと、料理を作る時も水蒸気がでます。私の大好きな「鍋焼きうどん」や「ネギと豆腐のお味噌汁」も例外ではありません。

この水蒸気が、隙間を通って壁の中に入り冷やされると結露が発生します。

結露が発生し続けると・・・腐朽菌が増えやがて構造体は腐れてしまいます

そんな事にならない為、気密工事は大事なんですね。
こちらは先張シートなどと呼ばれまして、後でからだと気密施工がやりにく場所にあらかじめ気密シートを張っておく施工方法です。
先張りシート


そして万が一、壁の中に水蒸気が侵入したとしてもご安心を

湿気は必ず高い方から低い方へ移動します。壁の家の中側には気密シート。壁の中には断熱材。その外には構造用合板。

気密シートの透湿抵抗が約800。 構造用合板(厚さ9.0㍉)の透湿抵抗が10.3。
なので、気密シートの方が、構造用合板に比べて約80倍くらい湿気を通さないぞという事になります。

そして、通気層からやがて湿気は排出される訳なんですね。

又、「気密がいい=隙間が少ない」って事は、計画換気経路も明確になる訳です。
隙間風がピュ~ピュ~入ってしまう建物では、いくら機械が頑張っても上手く換気できない事があります。

例えばスーパーで豆腐を買う時に入れる、小さな透明の袋。あれを口にあてて息を吸うと、一瞬でペッタンコになりますよね。この吸う息を換気扇と考えてみましょう。袋にいっぱい穴をあけていくと、簡単にペッタンコになりにくくなります。つまり、これが隙間風ピュ~ピュ~状態です。

「気密工事」をしっかりやる事で、結露を防ぎ換気経路も明確になる。だから「気密工事」も大切なんですね。
気密シート







色々やってます。(断熱施工編)

今日も建ててからでは見えない部分を公開します。 今日のテーマは「断熱」

住宅で使用するエネルギー。冷房や暖房、給湯。その他には照明器具だったり、家電製品だったり実に様々ありますね。

中でも、冷房や暖房、給湯などのエネルギーは大半を占めているんです。
このエネルギー消費量を少なくしましょう
という訳で、平成11年3月に次世代省エネルギー基準が定められました。

この次世代省エネルギー基準では、日本を6つの地域に分けて、その地域ごとに必要な断熱や気密などの性能の目安が基準値として示されています。

例えば北海道はⅠ地域。青森・秋田・岩手はⅡ地域。山形・宮城・福島・長野・新潟・栃木はⅢ地域。
(各都道府県内でも場所によっては地域の区分が変わったりします。ちなみに最上町はⅡ地域です)

この、次世代省エネルギー基準で、求められる断熱性能はどのくらいかといいますと、
Ⅰ地域では熱損失係数(Q値)1.6。 Ⅱ地域では1.9という数字です。(なんのこっちゃ

例えば、お家の中と外の温度差が1℃のとき、お家の全体から1時間に床面積1㎡あたりに逃げ出す熱量を示します。
(余計判りづらい・・・)早い話がお家から出来るだけ外に逃げちゃう熱量を少なくすればQ値は少なくなるんですね。Q値が小さければ小さい程、断熱性能が高いって事なんですね。

どこからそんなに熱が逃げるのかといいますと・・・
屋根や外壁や床。それから窓からも逃げちゃうし、換気でも逃げちゃうんですね。

詳しい説明はこちら → 断熱のスペシャリスト(私達も参加しています)

省エネルギーにする為に、断熱材を施工する訳ですが、その施工方法は様々です。
ぬくぬくハウスでは、柱と間柱の間に断熱材を入れる「充填断熱工法」と呼ばれる方法と、建物を断熱材でスッポリ包みこむ様な「外張り断熱工法」と呼ばれる2つの方法を取り入れてます。

こちらが「外張り断熱工法」と呼ばれる施工方法です。グラスウールボード32kで厚さは45㍉です。
付加断熱


こちらは「充填断熱工法」と呼ばれる施工方法です。高性能グラスウール16kで厚さは120㍉です。
充填断熱


こちらが屋根の断熱で高性能グラスウール16k、厚さ100㍉を2枚重ねて200㍉にして
屋根断熱

さらに、グラスウールボード32kで厚さ45㍉の断熱材を施工してます。
屋根付加断熱

断熱材をただ施工すればいいかというと、そうでもなくて・・・。
あえて悪い断熱施工してみました(写真撮った後にきちんと直しましたよ
あえて悪い断熱施工してみました。

窓下の断熱材、一番左が正しい施工例。
ふっくらしてて焼きたてのパンのようで美味しそうと、思うのは私だけ
その右隣2つはギュウギュウ詰め込んだだけ。(写真小さくて判りづらいカナ
写真だけじゃなくて、たとえ方も判りづらいですね

同じ密度で同じ厚さの断熱材でも、施工の仕方で全然効果が違ってきます。
ぬくぬくハウスの冷房や暖房のデータ等、きちんと公開しますので期待してて下さいね

次回は断熱材を効かせて、計画換気の経路を明確にする為に必要な「気密」についてと、
現場の様子も報告します。

明日も、安全第一で頑張ります

色々やってます。(白蟻対策編)

ぬくぬくハウス。今日もいろんな作業が同時進行してます。

今日は、建ててからだと見えなくなってしまう部分を公開します。
下のグロテスクな写真。にっくき白蟻です。(判りづらいかな?)
にっくき白蟻
※昨年10月に、最上町内某所で撮影したものです

白蟻って言っても実はゴキブリの近縁なんです。
日本には20種類以上が生息しているそうですが、主に「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」の2種類が建物に被害を及ぼす悪いヤツラです。最近ではアメリカカンザイシロアリなどというとんでもなく悪いヤツがいまして、被害も少しずつ広がっているそうです。

ちなみに、ひとつの巣を構成する白蟻の数は
ヤマトシロアリで数万~数十万。イエシロアリは百万以上なんですって。

で、なんでこの白蟻が私に目の敵にされるのかと言いますと・・・
皆さんご存知のように木材を食べちゃうんですよ。こんな風に。
木を食べるとは何事だ!
こわいですねぇ

地下から侵入して、大好物の木材にたどり着くまで途中に硬いコンクリートがあろうが、関係なし
食い意地のはったヤツラです。

日本での火災の損害額は、年間1500億円以上と言われているそうですが、
白蟻による損害額はそれ以上と言われているんですと
外側からだと発見しにくい上に、気付いた時にはもう手遅れ・・・
というパターンが、白蟻被害発見の経緯だそうです。

そんな事にはならないように、土間下には防蟻シートを施工します。
モクボーターミダンシート
今回は基礎断熱ですので、スチレンの小口から侵入できないように、防蟻テープを貼ってます。
防蟻テープ処理

万が一侵入したとしても、白蟻シャッターを施工しているので大丈夫
(土台の下から見えているグレーのやつです)
最後の砦



デザインは勿論大事だけど、それだけじゃダメ。見えない部分も大事。

という訳で、今日は白蟻対策編でした。

ぬくぬくハウス 建て方

風邪をひいてしまい、寝込んでしまいました。ジョルノさんごめんなさい
健康に勝る幸せなしですね。
ゆっくり休養させていただきまして、おかげ様で完全復活・・・という事で、本日よりぬくぬくハウスのブログ再開です。
日頃の行いのいいスタッフのおかげで、天気に恵まれました。
建て方 001
建て方 002
工法は軸組金物工法。床合板を施工したあとに間柱をたてて、外壁下地の構造用合板を貼るのですが、
今回はあまり時間ないので、工場のスタッフに壁パネルを製作したいただきました。
壁パネル
いやぁ~ さすがは最上構房製作のパネル。 おかげ様でビシっと納まりました
壁パネル 002

ちなみに、今日は外壁の付加断熱を施工し、防湿シートをはり終えたところです。
施工中の様子も順次UPしますので、よろしくです。

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HAPPY SMILE

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